本日は余った卵で久しぶりにオムレツチャレンジをしてみたいと思います。※オムレツチャレンジは美しいオムレツ作りを目的とした暇つぶしです。
目次
なんで皆綺麗に作れるの?
オムレツは今まで何度も作っていますが、個人的には綺麗に作るのが結構難しい料理だと思います。フライパンの大きさ・状態、温度管理、卵の個数などいくつかの好条件を作り出さなければ、焦げ無くすべっとして中はとろとろの綺麗なオムレツは生み出せない・・・。
僕は安定して綺麗なオムレツを作ることが出来ないので、オムレツを上手に作れる人は料理レベルが高いと思っています。
過去の失敗要因
調理を始める前に過去のデータを分析していきます。
1.加熱器具
うちの加熱器具はガスコンロではなく、ラジエントヒーターという劣化版IHなんですよね・・・。デメリットとして温度が高くなりすぎるのと、4パターンの温度調整しか出来ない。一番上は高温になりすぎるので実質は3パターン。加熱器具は替えられないので、素早くボタンを切り替え、温度調整するのが肝。
2.高温を維持しすぎ
ここが一番の失敗ポイントだと思います。目玉焼きでもそうなんですけど、高温状態を数分維持してしまうと直ぐに黄身が固まってしまうんですよね。オムレツの場合は表面の綺麗さもあるので、更に気をつけないといけません。しかし開幕の段階では高温は必要。ぬるい油に投下してしまうと卵と油が混ざって失敗します。最初は業火で身を焼く。
3.卵の個数
フライパンの大きさに合わせて、最適な個数を用意しなければいけません。少なすぎると上手くひっくり返すのが難しいです。うちのフライパンは小さ目ですが、M3個ぐらいが丁度良く感じます。
4.テフロンの状態
地味にこれがかなり重要。テフロンがしっかりコーティングされているフライパンで作ると、へばり付きが殆どなく、成功確率が全く違います。うちの今のフライパンは大分テフロンが剥がれてきているので、苦戦を予感させられます。
5.カラザを抜いてよくかき混ぜよう
表面がなめらかなオムレツを作るには、溶き卵の混ざり具合いもポイントかと思います。しっかり混ぜた卵と軽く混ぜただけの卵じゃ結構状態が違います。特に白身は掬うと細かく千切れるぐらいに混ぜておかないと表面の綺麗さに影響が出ます。カラザも不要なので取っておきます。
では過去の失敗要因のチェックを終えて戦いに挑みます。
出来上がったオムレツ
・・・よい。途中ひっくり返せなくて困ったけどなんとかなりました。表面の綺麗さは過去トップレベルに近いオムレツ。・・・強いて言うと形的にはペラっとしてて微妙ですね。もっとふっくらと丸くしたいけど卵の数がどれぐらい必要なのか。
失敗しなかった理由は過去のデータ分析も貢献したと思いますが、普段ケチって使っていないバターを油代わりに使ったことも大きかったのかもしれないです。バターちゃんと使おう・・・。
綺麗なオムレツは中の具合も重要
表面上の成功に気を取られて、オムレツとして重要なポイントを忘れるところでした。中がトロトロか。割って確かめなければなりません。
おぉ・・・中身も美しいです。素晴らしい半熟具合ですね。食べてみたところ、未だかつてない滑らかさでした。数カ月ぶりのオムレツ勝負でしたが、良い試合になりました。今後も研究を重ねていきたいと思います。
これはペンギンの卵ですか?